ルーファス（2014年生、母アドマイヤレッド）

ルーファス（2014年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より。ラテン語で『赤』を意味するルフスの英語読み」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時15歳）と交配したアドマイヤレッドが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2018年の一般C1 C2。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

2月18日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

3月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月20日、中6週で迎えた5戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

11月15日、中6週で迎えた7戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったメッサーマイスターに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のレオネルをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月27日、中3週で迎えた9戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、2017ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド大井第1（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2018年）

2月21日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったロングバージョンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

3月6日、中1週で迎えた11戦目は、キャピタルステッキ賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルインペリオをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

5月7日、中5週で迎えた13戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

5月25日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、おうし座賞（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（6戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

6月26日、中4週で迎えた15戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。

11月1日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般C1七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（8戦2勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（9戦2勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた19戦目は、冬野賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（10戦2勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

5歳（2019年）

1月24日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（11戦2勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（12戦2勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3月4日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。