ハザマスワロー（1983年生、母ハザマテンリユウ）

Hazama Swallow

1983.05.31

ハザマスワロー（1983年5月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマイスワロー（当時15歳）と交配したハザマテンリユウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は中村 喜久造。戦績は、中央平地18戦2勝。主な勝ち鞍は1986年の4歳400万下。

経歴

デビュー前

尾形盛次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

1月7日、デビュー戦は牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。鞍上は吉沢宗一騎手。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

1月19日、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木寿騎手。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月15日、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は菊川正達騎手。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

3月8日、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤正徳騎手。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3月23日、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤正徳騎手。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月11日、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は菊川正達騎手。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月1日、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュウアローを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

6月22日、4歳400万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るソアラシローを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って勝利をモノにした。

7月6日、4歳400万下のほおずき賞（福島芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

10月26日、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木寿騎手。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

11月16日、牝馬限定の4歳以上900万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は菊川正達騎手。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

12月7日、4歳以上900万下（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

4歳（1987年）

1月25日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菊川正達騎手。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月15日、牝馬限定の5歳以上900万下の中津川特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

3月8日、5歳以上900万下の常陸特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

3月28日、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4月19日、牝馬限定の5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は鈴木寿騎手。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

5月17日、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1800m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。