パイロビーム（2021年生、母ノイエクローネ）

Pyro Beam

2021.03.02

パイロビーム（2021年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時16歳）と交配したノイエクローネが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越 伸也。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越伸也から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会栗山正によって880万円で落札された。

的場直之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

10月5日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は457kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るローレンスペクターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、中3週で迎えた2戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったローリエフレイバーに詰め切れず、約14馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のおおわし特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のしながわデー開催賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

3歳（2024年）

3月22日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。