シャンタル（2010年生、母イクサイトメント）

シャンタル（2010年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホールウォーカー（当時7歳）と交配したイクサイトメントが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者はストロベリーフィールドファーム（株）。戦績は、地方19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の2歳。

経歴

デビュー前

林正人厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2012年）

6月21日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は467kg。5頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで止まることなく走り抜いたが、勝ったオベロンホワイトに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

7月19日、中3週で迎えた2戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシーサイドスター特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

8月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のポートサイドアイドル特別（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた6戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイティードラゴンを交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2013年）

2月7日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳戦の飛翔スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の弥生スプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の昇竜スプリント（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、極端なハイペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

5月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた13戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のローズ賞（船橋ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦のサンダーソニア賞（船橋ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳戦のひまわり賞（船橋ダート1200m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

9月10日、中4週で迎えた16戦目は、牝馬限定3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

4歳（2014年）

4月11日、約7か月の休み明けで迎えた17戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた19戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、川島香澄誕生日記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。