ゼンノバーディー（1995年生、母Demure Miss）
Zenno Birdie
1995.02.20
ゼンノバーディー（1995年2月20日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のClever Trick（当時19歳）と交配したDemure Missが23歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦2勝2着1回、地方2戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳500万下。
経歴
デビュー前
小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1998年）
1月6日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は508kg。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のイブキサイクルに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。
5月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では稲妻のような末脚を発揮し、3着に入った。
5月17日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったユタカショウシンにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。
6月20日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のメイショウノブシに1馬身3/4の差をつけて圧倒的支持に応えた。
7月22日、中4週で迎えた5戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月15日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小原義之騎手（5戦2勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。
8月30日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小原義之騎手（6戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に敗れた。
5歳（2000年）
6月19日、約22か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小原義之騎手（7戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に敗れた。
12月16日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小原義之騎手（8戦2勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。
6歳（2001年）
11月4日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルテニッツァからクビ差の2着に甘んじた。