メジロブルネット（1999年生、母メジロアムール）

メジロブルネット（1999年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時6歳）と交配したメジロアムールが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回、中央障害3戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

12月8日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3歳（2002年）

1月19日、中3週で迎えた3戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

6月9日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

6月30日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、キロロプラムにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月28日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて7着に沈んだ。

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

9月28日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（7戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のリバービビをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（8戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は高橋智大騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

4歳（2003年）

3月23日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた16戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のシュウザンイチローに半馬身の差をつけて制した。

5月18日、中4週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。