マイレイサウンド（2003年生、母アーリーステイジ）

マイレイサウンド（2003年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「私の光＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時15歳）と交配したアーリーステイジが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は荒井ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上D1一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒井ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、クドウファームによって630万円で落札された。

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月11日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた2戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

4歳（2007年）

4月3日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレディジュピターに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月6日、中8週で迎えた5戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤隆一騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセフティプレジールに1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月5日、中3週で迎えた6戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、ゼンノビートに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカミノカチドキに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカープビュウティーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて断然の支持に応えた。

9月27日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上C7一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた11戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたコスモセグレト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったイブキシャンフレンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月31日、中3週で迎えた14戦目は、2007 ファイナルステージ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5歳（2008年）

1月9日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はカミカゼロニーと並んで2着同着となった。