カズノウォーニング（2006年生、母リンデンルレーブ）

カズノウォーニング（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のサニングデール（当時7歳）と交配したリンデンルレーブが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）福田牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着3回、地方10戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダイヤモンドファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって525万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、鈴木可一によって1,323万円で落札された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

6月21日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

11月2日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

11月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3歳（2009年）

1月25日、中9週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったストレートインに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、エルサフィールにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月17日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、マイネルエルドラドに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエーシンフラクタルを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2010年）

3月6日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

5月1日、中7週で迎えた11戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

6月27日、中7週で迎えた12戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

9月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

10月23日、中5週で迎えた14戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

12月24日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、「キキ&ララ」バースデー賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

5歳（2011年）

2月4日、中5週で迎えた17戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、立春特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた18戦目は、東風特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

9月25日、約7か月半の休み明けで迎えた19戦目は、くじら座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた22戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B3五 C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月27日、中3週で迎えた23戦目は、節季特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

6歳（2012年）

1月17日、中2週で迎えた24戦目は、雪晴特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた25戦目は、朧月特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。