ブルックウィナー（1990年生、母メモリートウショウ）

経歴

デビュー前

2歳（1992年）

9月13日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月3日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のメジロローリーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月7日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳500万下のきんせんか賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

3歳（1993年）

6月6日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた5戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下のべにばな賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って14着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宗像徹騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で宗像徹騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。