ヴェールタマンド（1988年生、母Lady Berry）
Vert Amande
1988.01.26
ヴェールタマンド（1988年1月26日）は、フランスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のKenmare（当時13歳）と交配したLady Berryが19歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外26戦5勝。1993年のガネー賞(仏・G1)に勝利した他、1994年のミラノ大賞(伊・G1)で3着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞3勝を挙げた。
経歴
3歳（1991年）
8月27日、3頭立てのレースに臨んだ。3着に敗れた。
10月5日、重賞競走への出走は初となった。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
4歳（1992年）
3月17日、A.ルクー騎手を鞍上に迎えて、G3のエクスベリー賞（フランス・サン＝クルー芝2000m）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。0着に終わった。
4月23日、D.ブフ騎手を鞍上に迎えて、G3のエドヴィーレ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。4頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のNorthern Parkに半馬身の差をつけて初の重賞タイトルを手中に収めた。
5月16日、G2のジャンドゥショードネ賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でD.ブフ騎手（1戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったディアドクターから3/4馬身差の2着となった。
7月24日、鞍上は3戦連続でD.ブフ騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のMashaallahをクビ差制して2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。
8月30日、G2のドーヴィル大賞（フランス・ドーヴィル芝2500m）に出走。鞍上は4戦連続でD.ブフ騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月4日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての12番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月29日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/重）に出走。鞍上はD.ブフ騎手（4戦2勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。
5歳（1993年）
4月4日、G2のアルクール賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月2日、G1のガネー賞（フランス・ロンシャン芝2100m）に出走。鞍上はD.ブフ騎手（5戦2勝）。8頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のオペラハウスを短クビ差制して初のG1タイトルを奪取した。
6月12日、G2のエヴリ大賞（フランス・エヴリー芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でD.ブフ騎手（6戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。
7月4日、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でD.ブフ騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月12日、G3のフォワ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でD.ブフ騎手（8戦3勝）。4頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月3日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。23頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月17日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、G2のコンセイドゥパリ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（1994年）
4月4日、G2のアルクール賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーバンシーから1馬身差の2着となった。
5月1日、G1のガネー賞（フランス・ロンシャン芝2100m）に出走。鞍上は3戦連続でO.ペリエ騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気でレースに臨んだ。5着に終わった。
6月19日、G1のミラノ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でO.ペリエ騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気でレースに臨んだ。3着に敗れた。
7月26日、鞍上は5戦連続でO.ペリエ騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月4日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月2日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上はD.ブフ騎手（9戦3勝）。20頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。19着に終わった。
11月13日、G3のトレド公爵記念大賞（スペイン・ラ サルスエラ芝2400m）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番ゲートからスタート。8着に敗れた。