プリンセスネラ（1984年生、母ゲイリースター）

Princess Nella

1984.04.10

プリンセスネラ（1984年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時5歳）と交配したゲイリースターが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宝寄山 忠則。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

6月14日、デビュー戦は佐藤正雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正雄騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

6月29日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正雄騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったオカノアスティーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3歳（1987年）

2月28日、約8か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正雄騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正雄騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤正雄騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。