ゴールドシーン（2020年生、母ローガンサファイア）

ゴールドシーン（2020年2月29日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「近年発見された金色に輝く新種のサファイア。母名および毛色より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したローガンサファイアが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

林徹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月12日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、3着に入った。

4月29日、中6週で迎えた2戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトクシーカイザーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月17日、中6週で迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの奥尻特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月18日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

4歳（2024年）

2月18日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、5着に終わった。

4月28日、中9週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月23日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

10月14日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。17頭立ての7番人気で大外17番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したコンテネレッツアに半馬身届かず2着となった。

5歳（2025年）

2月15日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津村明秀騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、5着に終わった。

4月26日、中9週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で津村明秀騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

6月22日、中7週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で津村明秀騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月10日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で津村明秀騎手（6戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では出色の末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月13日、中8週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で津村明秀騎手（7戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で津村明秀騎手（8戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。