プリンセスサウンド（2001年生、母サウンドブライド）

プリンセスサウンド（2001年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「王女＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時13歳）と交配したサウンドブライドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は飯岡牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方8戦0勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

1月24日、デビュー戦は小林慎一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は404kg。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

8月1日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。4着に入った。

9月4日、中4週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオワラマイヒメをクビ差制して初白星を挙げた。

12月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

4歳（2005年）

5月7日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

7月3日、中4週で迎えた8戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた9戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

8月14日、中2週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦1勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

10月30日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた14戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

5歳（2006年）

5月7日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 小雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた16戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた19戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた20戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4二（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた22戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5二（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C6二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は下原理騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。