ラトラディシオン（2022年生、母エヴィータアルゼンティーナ）

ラトラディシオン（2022年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アルゼンチンのお祭りの名前より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したエヴィータアルゼンティーナが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は下屋敷牧場。主な勝ち鞍は2025年の祝鹿児山結婚式開催記念(B3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下屋敷牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、フィールドレーシングによって1,265万円で落札された。

小手川準厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月8日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

3歳（2025年）

1月11日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた3戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

2月4日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェブラリーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

3月17日、中5週で迎えた5戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝鹿児山結婚式開催記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエソテリックに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月6日、中2週で迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあなたの心に立直一発!新弐あむ誕生日記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた7戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のノトキリシマ賞（金沢ダート1500m 小雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の鈴木ショータの競バンライフ銀の盾達成記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた9戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のバイカラーサファイア特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた10戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のアルマンディンガーネット特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

10月6日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、甲賀弘隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。