タイキボナパルト（2005年生、母スギノアマゾネス）

タイキボナパルト（2005年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋皇帝ナポレオンより」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時7歳）と交配したスギノアマゾネスが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は乾皆雄。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害5戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、乾皆雄から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、RRAによって2,205万円で落札された。

大樹レーシングクラブにて総額2,400万円（12万×200口）で一口馬主が募集された。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

2月24日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でD.ホワイト騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でD.ホワイト騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2009年）

7月12日、約11か月の休み明けで迎えた6戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月28日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2010年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。