ラッテストーン（2004年生、母ラテルネ）

ラッテストーン（2004年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「グアム島などに残る古代の巨石構造物」。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時12歳）と交配したラテルネが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方4戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

7月8日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

7月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

9月2日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

10月25日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタケカサチノヤマに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた6戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったストラトスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスルーザグリーンに半馬身届かず2着に敗北した。

4歳（2008年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、祝・新井光雄さん新春誕生日記念（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスリーエルキリコを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

2月24日、中7週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 小雪/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。