ハヤスギテゴメンネ（2005年生、母アナモラーダ）

Hayasugite Gomenne

2005.05.08

ハヤスギテゴメンネ（2005年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時11歳）と交配したアナモラーダが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パラダイス・ファーム。戦績は、地方13戦2勝。主な勝ち鞍は2007年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パラダイスファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、三石軽種馬共同育成センターから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

本間光雄厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2007年）

8月24日、デビュー戦は加藤和博騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は489kg。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

9月11日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のオオタジュニアに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月15日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のフレッシュハーモニー賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

11月5日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオンリーパワーに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

11月20日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、2歳戦のフレッシュファンタジー賞（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦のフレッシュステッキ賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2008年）

1月22日、中3週で迎えた7戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインエース特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のフォーチュネイトライラック特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月30日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。