サクラレイピア（2019年生、母サクラフルーレ）

サクラレイピア（2019年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+西洋剣。母名のフルーレ(フェンシング)より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時15歳）と交配したサクラフルーレが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡牧場。主な勝ち鞍は2023年の新冠富士賞(一般C4-4)。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

5月28日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に敗れた。

7月9日、中5週で迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい14着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた3戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

10月5日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4歳（2023年）

4月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた10戦目は、豊似湖賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた11戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

7月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、スーパークールに交わされて2馬身差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた14戦目は、新冠富士賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタイセツオーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月24日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた16戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月24日、中6週で迎えた17戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ヒズハイネスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2024年）

4月25日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた19戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。