ニチドウシャープ（1996年生、母シャープエフォート）

Nichido Sharp

1996.06.05

ニチドウシャープ（1996年6月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時10歳）と交配したシャープエフォートが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大平牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

12月6日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は416kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マーブルシークに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3歳（1999年）

1月23日、中4週で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、ヤマニンインプレスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月18日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

10月17日、中3週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた5戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、かなりのハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、クリスタルホープに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月4日、中2週で迎えた7戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたサイレントクルーズ決め手に屈して半馬身差の2着となった。