マザールウブラッハ（2007年生、母イースタンロマン）

マザールウブラッハ（2007年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「幸運と繁栄（ヘブライ語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時11歳）と交配したイースタンロマンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）豊巻牧場。戦績は、中央平地1戦0勝2着1回、地方6戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月20日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したシャドウエレメントを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

3歳（2010年）

4月20日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

6月27日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、松崎正泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月25日、中3週で馬体重を前走から29kg絞って迎えた5戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。

8月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ベッロガナドールに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のききょう特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って12着に敗れた。