リキアイミサイル（1998年生、母リキアイチャンス）

リキアイミサイル（1998年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のティッカネン（当時7歳）と交配したリキアイチャンスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福田富晴。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C8。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

6月30日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

4歳（2002年）

7月30日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から45kg増やして迎えた5戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた6戦目は、一般C6ロ（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた7戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフェリスパラディンに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバストロングに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月23日、連闘で迎えた9戦目は、一般C6ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったノボアメリカンから半馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中2週で迎えた10戦目は、一般C6（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、湯の浜ビュー海のホテル記念（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のユウターシリウスに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5イ（上山ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C6（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2003年）

1月15日、中4週で迎えた15戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

1月29日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーコーヘイローを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

2月20日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた18戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエリモマーチに2馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

5月6日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月29日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦政宏騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトライプレジャーを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。