ボンバーダンサー（2002年生、母タイキセレナーデ）

Bomber Dancer

2002.03.10

ボンバーダンサー（2002年3月10日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキフォーチュン（当時9歳）と交配したタイキセレナーデが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、地方9戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の一般C3一二。

経歴

デビュー前

佐々木洋一厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2005年）

8月15日、デビュー戦は吉井竜一騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は518kg。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで踏ん張ったが、ヒートザアンガーに交わされて4馬身差の2着となった。

4歳（2006年）

2月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアップシーイモンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアサヒライアンを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月23日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のブルーコンドルに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月30日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のアオイラッキーボスに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線に入ると、前で粘るビーピーマカーニを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って4勝目を手にした。