アドマイヤローズ（2003年生、母クイーンアドマイヤ）

アドマイヤローズ（2003年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋薔薇」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時13歳）と交配したクイーンアドマイヤが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年のトキ特設(C1)。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月19日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

5月21日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブリリアントランを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月2日、中2週で迎えた5戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンシングボスを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた7戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルンルンファイトを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月22日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るポピーリースを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を掴み取った。

11月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラックアスリートを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

12月2日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で権藤学騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプレトゥールを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月24日、中2週で迎えた14戦目は、トキ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で権藤学騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセントフロンティアを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

4歳（2007年）

1月8日、中1週で迎えた15戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、ベストテンジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた16戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた17戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた18戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（8戦4勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月24日、中2週で迎えた19戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた20戦目は、ダイヤモンド特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は権藤学騎手（9戦4勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、メイ特別（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロトペガシスを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

5月27日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上B2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（10戦4勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（11戦4勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（12戦4勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B2-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（13戦4勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で権藤学騎手（14戦4勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で権藤学騎手（15戦4勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で権藤学騎手（16戦4勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。