クライシス（1995年生、母フェバリットアベイ）

Crisis

1995.04.23

クライシス（1995年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時9歳）と交配したフェバリットアベイが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山際 辰夫。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

広尾サラブレッド倶楽部にてで一口馬主が募集された。

荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

1月31日、デビュー戦は北沢伸也騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、ハリウッドレビューに交わされて3馬身半差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月16日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（1999年）

4月13日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（門別ダート1800m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月18日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、旭川レーシングセンター特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた7戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた8戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、当麻今摺米特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた9戦目は、花のまち東神楽特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた10戦目は、生田原高原和牛特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、日本農業新聞特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。