タイキバトラー（1992年生、母ジョイアスアッセンブリー）

タイキバトラー（1992年3月25日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のメリーナイス（当時8歳）と交配したジョイアスアッセンブリーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地7戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

9月30日、デビュー戦は田口大二郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は504kg。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のムービーマジックをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5歳（1997年）

3月9日、約17か月の休み明けで迎えた3戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、佐渡特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月28日、中7週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。