ミリオンローズ（2022年生、母マンビア）

ミリオンローズ（2022年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「百万本のバラ。曲名より」。毛色は栗毛。種牡馬のスワーヴリチャード（当時8歳）と交配したマンビアが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2024年のクローバー賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、池谷誠一によって6,380万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月2日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は442kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエンブロイダリーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

8月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、勝ったニタモノドウシにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中9週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のアルテミスステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。