コウソクカナ（2020年生、母ポップチャート）

コウソクカナ（2020年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時10歳）と交配したポップチャートが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2023年の一般C13。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、野﨑昭夫によって3,850万円で落札された。

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月10日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3歳（2023年）

2月12日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

4月22日、中9週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月1日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

9月3日、中5週で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月19日、中6週で迎えた7戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、神戸八光会記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C15（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、幸郎さん古希おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のラダックに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた11戦目は、群遊記念☆囲碁脱出ゲーム555（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（2024年）

1月5日、中2週で迎えた12戦目は、松の内賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた13戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ハートマンに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた16戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた18戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた19戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1500m 小雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた20戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。