ロードオールライト（2021年生、母スピニングワイルドキャット）

ロードオールライト（2021年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+万事大丈夫」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時20歳）と交配したスピニングワイルドキャットが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月16日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 小雨/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のコンテナワールドを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

6月29日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

11月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、H.H.ドイル騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの磐梯山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、5着に入り込んだ。

12月7日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でH.H.ドイル騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

4歳（2025年）

3月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に敗れた。

5月3日、中7週で迎えた7戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアットアブラストをハナ差振り切って優勝

7月12日、中9週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの信夫山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のトロピカルライトに2馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

10月13日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上3勝クラスの昇仙峡ステークス（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

11月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの古都ステークス（京都芝3000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。