ブラオヴァルト（2006年生、母エンペリーズクロス）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ワールドファームから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、社台ファームによって525万円で落札された。

2歳（2008年）

11月20日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は548kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミリオンダラーキスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

3歳（2009年）

5月4日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

6月8日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るガイアカサノヴァを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って優勝

8月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリュウノフューチャに2馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

9月16日、中4週で迎えた9戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般C2一（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

2月18日、中4週で迎えた11戦目は、二和特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦3勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた12戦目は、三咲特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（11戦3勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

4月13日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、爽春特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

5月4日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、豊四季特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

6月8日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、五香特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた16戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、777（ラッキーセブン）賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のポッピイに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月25日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（12戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のソリッドブレードをクビ差振り切って5勝目を手中に収めた。

9月22日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（13戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。