ニシノマツリ（2021年生、母ディアマンティナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、下屋敷牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって2,035万円で落札された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月23日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

4歳（2025年）

1月1日、約12か月半の休み明けで迎えた2戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C31（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

1月27日、中3週で迎えた3戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったボディブローに詰め切れず、約14馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、一般C26（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のニホンピロソラーナを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3月13日、中3週で迎えた5戦目は、善太川特別（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したモンデフェリシティを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4月23日、中3週で迎えた7戦目は、一般C16（名古屋ダート920m 曇/不良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビクトリーキャッチに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月9日、中1週で迎えた8戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、恋路ヶ浜特別（名古屋ダート1700m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。