ニシノカイモン（2000年生、母ニシノテンモン）

ニシノカイモン（2000年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋門戸を開けて運を招き入れる」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時11歳）と交配したニシノテンモンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害2戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

1月6日、デビュー戦は植野貴也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったミラクルザヘッドにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。

1月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3月15日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月18日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦0勝）。17頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

8月2日、中7週で迎えた9戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた10戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のききょう賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月16日、中6週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。