ロケットタイム（1995年生、母ミスティーナイル）

ロケットタイム（1995年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のミホノブルボン（当時6歳）と交配したミスティーナイルが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

6月8日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

6月14日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコンゴウビジンにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月29日、中1週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

11月9日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

11月22日、中1週で迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユキシマアポロをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月10日、中2週で迎えた7戦目は、2歳G3の北海道3歳優駿（門別ダート1800m 雪/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（1998年）

1月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の京成杯（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。