エイシンブルーベル（1988年生、母エイシンビューティ）

エイシンブルーベル（1988年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時7歳）と交配したエイシンビューティが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の4歳C1ロ。

経歴

デビュー前

宇田明彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

2月23日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は412kg。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

5月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

6月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

9月8日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は安田康彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月2日、中7週で馬体重を前走から24kg戻して迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、4歳C1ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリマックに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、4歳C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンコウイーグルから2馬身差の2着となった。

4歳（1992年）

1月3日、中4週で迎えた11戦目は、千両特別（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンコウイーグルから4馬身差の2着となった。