レアリスタ（2012年生、母トキオリアリティー）

レアリスタ（2012年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「現実的な（西）。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時18歳）と交配したトキオリアリティーが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2017年のキャピタルステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額4,600万円（11.5万×400口）で一口馬主が募集された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

5月17日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマコトギンスバーグを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスパーブデイをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

7月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後は力尽きて16着に敗れた。

11月29日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のオリエンタル賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はポトマックリバーと並んで1着同着となった。

4歳（2016年）

1月9日、中5週で迎えた5戦目は、F.ベリー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の迎春ステークス（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4月24日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の府中ステークス（東京芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のレッドルーファスに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月21日、中3週で迎えた7戦目は、ハンデ戦でオープンのメイステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、4着に終わった。

12月25日、約7か月半の休養明けで迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のカウントダウンステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は川田将雅騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

5歳（2017年）

4月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の府中ステークス（東京芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヴォージュをクビ差振り切ってファンの支持に応えた。

11月25日、約7か月の休養明けで迎えた10戦目は、キャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上はR.ムーア騎手（1戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6歳（2018年）

1月6日、中5週で迎えた11戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の中山金杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

5月19日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、ハンデ戦でオープンのメイステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

9月2日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた14戦目は、G2の毎日王冠（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

7歳（2019年）

2月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋脩騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3月10日、中4週で迎えた16戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、東風ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

8月25日、約5か月半の休み明けで迎えた17戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、朱鷺ステークス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

2019年9月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。