タイガーメノー（2012年生、母シルキージュエル）

タイガーメノー（2012年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母母名の一部＋瑪瑙」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時14歳）と交配したシルキージュエルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ラツキー牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上C2 31。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ラッキー牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、竹原孝昭によって367.2万円で落札された。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

9月27日、デビュー戦は城戸義政騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

11月1日、中4週で迎えた2戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

4歳（2016年）

3月12日、約16か月半の休養明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた3戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のグッドフォーチュンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったシゲルネムロに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。