ウメノクロス（1989年生、母ウメノソブリン）
Umeno Cross
1989.05.16
ウメノクロス（1989年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサイドチヤペル（当時7歳）と交配したウメノソブリンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）江島牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方19戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の3歳新馬。
経歴
デビュー前
清水美波厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1991年）
10月13日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったメジロカンムリにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
10月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のスマートレディに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G2の京成杯3歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。
3歳（1992年）
8月22日、約9か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下の中ノ岳特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。
9月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に敗れた。
10月4日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。
10月10日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。
4歳（1993年）
5月11日、約7か月の休み明けで迎えた8戦目は、西川栄二騎手を鞍上に迎えて、一般C2九 C3一（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5歳（1994年）
2月1日、約9か月の休養明けで迎えた9戦目は、一般C3二（大井ダート1500m 内回り 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川栄二騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーエンペラーに3/4馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。
2月28日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3一（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川栄二騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のアルファリンダに5馬身の差をつけて勝利をモノにする
3月25日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川栄二騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカナイチバンに1馬身の差をつけて4勝目をゲットした。
4月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川栄二騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川栄二騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西川栄二騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6月8日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で西川栄二騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月22日、中1週で迎えた16戦目は、六本木特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西川栄二騎手（8戦3勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグタケから1馬身半差の2着となった。
6歳（1995年）
2月11日、約8か月の休養明けで迎えた17戦目は、一般C2六 C3一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で西川栄二騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2七（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で西川栄二騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月31日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で西川栄二騎手（11戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。
4月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で西川栄二騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。12着に敗れた。
5月5日、中2週で迎えた21戦目は、C2九 C3一（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で西川栄二騎手（13戦3勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月9日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で西川栄二騎手（14戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で西川栄二騎手（15戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクラムビートから1馬身半差の2着となった。
7月12日、中1週で迎えた24戦目は、C3一（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で西川栄二騎手（16戦3勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた25戦目は、C3一（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で西川栄二騎手（17戦3勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアブクマキャロルに半馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。
8月16日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で西川栄二騎手（18戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。