サンエムラオー（1992年生、母マルティチュード）

サンエムラオー（1992年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時13歳）と交配したマルティチュードが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方30戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月26日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた4戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマヤノアンバーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4歳（1996年）

4月28日、約11か月半の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた6戦目は、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月8日、中4週で迎えた7戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた8戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月21日、中4週で迎えた9戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた10戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の牧園特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

9月28日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、中川竜馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中川竜馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川竜馬騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターストームから半馬身差の2着となった。

11月30日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中川竜馬騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた16戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1997年）

1月5日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川竜馬騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のイチエイオーカンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月17日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川竜馬騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウキサンデーから4馬身差の2着となった。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川竜馬騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルオカボーイから半馬身差の2着となった。

3月22日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は土井道隆騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土井道隆騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中川竜馬騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川竜馬騎手（11戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた28戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中川竜馬騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスユームピューマから1馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（13戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中0週で迎えた31戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川竜馬騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川竜馬騎手（15戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月23日、中0週で迎えた33戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川竜馬騎手（16戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川竜馬騎手（17戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川竜馬騎手（18戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中川竜馬騎手（19戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月7日、中2週で迎えた37戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で中川竜馬騎手（20戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた38戦目は、福井慎也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1998年）

1月5日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で福井慎也騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で福井慎也騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。