フライア（2016年生、母モーニングムーン）

Freia

2016.05.02

フライア（2016年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「北欧神話の美と豊穣の女神」。毛色は栗毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時9歳）と交配したモーニングムーンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳C1一。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,300万円（6.5万×200口）で一口馬主が募集された。

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

7月14日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

10月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

3歳（2019年）

1月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3月20日、中7週で迎えた5戦目は、3歳戦の盛春賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり最後はチャンピオンピースと並んで5着同着となった。

4月29日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた7戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るペイシャエスティマを上がり1位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

5月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るバンパイを次元の違う末脚で半馬身差し切って2勝目を獲得した。