ユキノシクラメン（2004年生、母シークレットローズ）

ユキノシクラメン（2004年5月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋花名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時8歳）と交配したシークレットローズが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月7日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に終わった。

11月26日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

12月17日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

3歳（2007年）

1月13日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

2月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたインプレスゴールド決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天与の敢闘精神で諦めることなく走り切ったが、4着に終わった。

9月29日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に敗れた。

4歳（2008年）

4月27日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた9戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。