ホウオウシェリー（2021年生、母オヒア）

Ho O Shelly

2021.03.05

ホウオウシェリー（2021年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時7歳）と交配したオヒアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月8日、デビュー戦はR.R.キング騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったサクセスカラーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

1月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でR.R.キング騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、エコロライジンに半馬身交わされて2着となった。

4月27日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のドーンコーラスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

8月4日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたシヴァース決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。17頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヴァンガーズハートに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

11月9日、中9週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、セフィロにクビ差交わされて2着に甘んじた。