パフォームワンダー（2010年生、母プライムアクトレス）

パフォームワンダー（2010年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「奇跡をおこす、劇的な効果をあげる」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時15歳）と交配したプライムアクトレスが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

12月8日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

3歳（2013年）

3月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4月28日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

7月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月22日、中6週で迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

12月29日、中4週で迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、るくりあ賞（園田ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4歳（2014年）

1月9日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた11戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったマルティナに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた15戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウケイマネキネコをアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

6月13日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月9日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上C1 C2（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた19戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。