フェイスフルアクト（1996年生、母Famous Face）

Faithful Act

1996.03.09

フェイスフルアクト（1996年3月9日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のWoodman（当時13歳）と交配したFamous Faceが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月31日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

2月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

3月28日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、アステアザダンサーに交わされて3馬身差の2着となった。

5月1日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月12日、中3週で迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた8戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた9戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた10戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の志賀島特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

4歳（2000年）

3月25日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の多治見特別（中京ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下の天童特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。