コットンキャンディ（1994年生、母ヒカリサイド）

コットンキャンディ（1994年6月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスズカコバン（当時14歳）と交配したヒカリサイドが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害8戦0勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

森安弘昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月30日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4月20日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のナスノフローラに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月18日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

6月7日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。17頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月25日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた6戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

4歳（1998年）

2月21日、中9週で迎えた7戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

8月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

10月10日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

5歳（1999年）

3月28日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、森安輝正騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下の岡崎特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた12戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に55kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた14戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 曇）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宗像徹騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2000年）

7月3日、約11か月の休み明けで迎えた19戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2000川崎スター賞3（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月23日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた20戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。