ブライティアミル（2010年生、母ブライティアカーム）

Brightia Mill

2010.03.20

ブライティアミル（2010年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時18歳）と交配したブライティアカームが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木 加代。戦績は、中央平地11戦1勝、地方14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月23日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

3歳（2013年）

1月14日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、壮絶なハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

3月9日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月14日、中4週で迎えた4戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着に入った。

5月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

6月30日、中7週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のイーグルカッターをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

11月16日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

4歳（2014年）

2月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

5歳（2015年）

1月17日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

5月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた11戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

8月13日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、リボンでつなごう!北海道特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

8月27日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた13戦目は、門別ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

9月10日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、レコードな町新冠特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた15戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月27日、中4週で迎えた16戦目は、AIR-G’MOXY特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた17戦目は、冬桜特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

11月30日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた18戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、金ケ崎鳥海柵跡賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のテイケイフロックスに2馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

12月12日、中1週で迎えた19戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、震災復興 子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた20戦目は、くずまきミルンちゃん賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のマンボプリンスに5馬身の差をつけて3勝目を収める

6歳（2016年）

1月10日、中1週で迎えた21戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第3戦（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月23日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、キャンディプリンス賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた23戦目は、コサージュ賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったトーコーキズナを半馬身捉え切れず2着となった。

6月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1二（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた25戦目は、北上川ゴムボート川下り賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。