ピサノメジャール（1996年生、母レディソヴリン）

Pisa no M g re

1996.04.11

ピサノメジャール（1996年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のMiswaki（当時18歳）と交配したレディソヴリンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）笹地牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、笹地牧場から「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、サラブレッドトレーディングによって1,680万円で落札された。

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

1月6日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ダンツホールドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月24日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一寸刻みに前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のテイエムエンプレスをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

3月7日、中5週で迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のふきのとう特別（中京芝1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

4歳（2000年）

2月19日、約11か月半の休み明けで迎えた4戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず12着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

5月6日、中5週で迎えた7戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。