メイショウクツカケ（2022年生、母ティンクルチャーミ）

メイショウクツカケ（2022年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時19歳）と交配したティンクルチャーミが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は金成吉田牧場。主な勝ち鞍は2025年のホクレンパールライス特別(一般C32 C41)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、金成吉田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2025年）

8月5日、デビュー戦は渡邊準己騎手を鞍上に据えて、チプサンケ賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイマーシブにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中5週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊準己騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファイアーストームに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊準己騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアルデストに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、ホクレンパールライス特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るコンヴァラリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、グランシャリオドリーム77（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた6戦目は、グランシャリオドリーム82（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は渡邊準己騎手（3戦2勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。