ハギノカボシャール（1997年生、母ハギノピリカ）

Hagino Cabochard

1997.03.01

ハギノカボシャール（1997年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時18歳）と交配したハギノピリカが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下 明博。戦績は、中央平地14戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

2月6日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は426kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた3戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

6月4日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西原玲奈騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

7月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で西原玲奈騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた7戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月26日、中1週で迎えた8戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったシルクサンライズにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は西原玲奈騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したシロヤマアクトにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月29日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西原玲奈騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が振るわず15着に終わった。