ビーンスターク（2021年生、母アートオブビーン）

ビーンスターク（2021年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ジャックと豆の木に登場する一晩で大木のように成長する豆の木」。毛色は鹿毛。種牡馬のロジャーバローズ（当時5歳）と交配したアートオブビーンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって1,485万円で落札された。

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月22日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

3歳（2024年）

1月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に終わった。

3月10日、中5週で迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、6着を確保した。

3月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

4月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた7戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月14日、中6週で迎えた8戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

8月25日、中5週で迎えた9戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

9月1日、連闘で迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。