ノヴァルーナ（2014年生、母サルヴァドール）

ノヴァルーナ（2014年5月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「新月（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時7歳）と交配したサルヴァドールが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

2歳のとき、追分ファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ジェイエスによって4,968万円で落札された。6歳のとき、林正道から「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、西森鶴によって165万円で落札された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

5月6日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。17頭立ての2番人気に推されて18番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

8月6日、中8週で迎えた3戦目は、K.ティータン騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上はJ.モレイラ騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

9月30日、中5週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月13日、中5週で迎えた6戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4歳（2018年）

1月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ハービーラヴドに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のタニセンジュピターに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月28日、中1週で迎えた9戦目は、矢作古川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

3月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

3月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた12戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクラシコテーラーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、祝60歳!山浦芳憲・還暦記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた14戦目は、服部記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宇都英樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイショウツムギに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

6月8日、中2週で迎えた15戦目は、四谷の千枚田特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で宇都英樹騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた16戦目は、お待たせ!第3回中京競馬（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で宇都英樹騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエイシンジンセイに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月13日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず15着に敗れた。

5歳（2019年）

2月10日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

4月14日、中8週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、4着に入った。

5月5日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワヒラリーに1馬身1/4の差をつけて4勝目を収める

5月18日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の大日岳特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村淳也騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

8月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は西村淳也騎手（4戦1勝）。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。16着に終わった。

12月7日、中6週で迎えた24戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの鳥羽特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びあぐねて17着に終わった。

6歳（2020年）

1月13日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上2勝クラスの乙訓特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

3月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた27戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、陽春特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた28戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた29戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた30戦目は、誠也肩使えてんな特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた31戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、木ノ幡みら誕生日特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた32戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月17日、約3か月半の休養明けで迎えた33戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾将充騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。