チェリーハヤト（1986年生、母ミスケンハヤト）

チェリーハヤト（1986年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のマグニテユード（当時11歳）と交配したミスケンハヤトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方13戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

8月14日、デビュー戦は安藤賢一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は536kg。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマヤノピューマに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

9月4日、中2週で迎えた2戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のオンワードフドウに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳G2のデイリー杯3歳ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下のカトレア賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

3歳（1989年）

11月11日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上400万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤賢一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月15日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた8戦目は、井上孝彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上孝彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（1990年）

1月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上孝彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上孝彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上孝彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で井上孝彦騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた14戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルタスウエーから1馬身半差の2着に敗北した。

4月26日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、戸田謙治騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月31日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、吉田一騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は井上孝彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上孝彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で井上孝彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上孝彦騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。